
「コーチングスクールって、たくさんあるけど、どこを選んだらいいんだろう?」
コーチングをきちんと学びたい、と、こうして比較検討する人も、増えてきたと感じています。通学期間、費用、学べる内容、もしかしたら、各スクールの評判を調べている方も、いらっしゃるかもしれません。
今、コーチングスクールはたくさんありますから、なかなか選びづらいのも、とてもよくわかります。私自身も、スクール選びには、とても時間をかけましたし、比較の一覧表を作ったりもしていました。
そんな私が、なぜトラストコーチングを選んだのか?
今日は、私がコーチングスクールを選んだときに、決め手となったポイントについて書きたいと思います。
1.決め手はマンツーマンかつ、自分のペースで学べること
私がトラストコーチングを選んだ決め手は「マンツーマンかつ、自分のペースで学べること」でした。
最初にコーチングを学びたいと思った時、実は、私は、過労うつからの回復の途中でした。それまでの、過労で体調を崩すような働き方や、キャリアへの考え方を見直すために、コーチングを学びたかったのです。キャリアチェンジの可能性も考え、資格取得も視野に入れて検討していました。
ところが、調べてみると、コーチングスクールって、半年間、毎週、授業に出なければならない、というものが多かったんですね。
体調が万全ではないうえ、私は、かなり仕事を抱えていました。毎週スクールに通うのは、正直、体力的に難しい。さらに、(まだ専門技能未修得の)同じ受講生同士で演習をするというのは、結構つらいな、と感じました。カウンセラーとのやりとりも、まだ、いっぱいいっぱいでしたから。
とはいえ、書籍で学んだ内容を実践して、上手くいかなかった経験もあったので、通信講座ではなく、対面もしくはそれに準じる講座で、人から学びたい、とも思っていました。
そんな時見つけたのが、トラストコーチングです。
当時、トラストコーチングは、現在のトラストコーチングスクールの前身となる講座を提供していました。その講座が、自分のペースで予約を取り、講師からマンツーマンで学べる講座だったのです。
金額や、学べる内容も、もちろん細かく比較検討したのですが、最終的に「通いきれなければ、どんな講座に行っても結局身につかない」と思い、トラストコーチングの講座を選んだのでした。
2.学んで終わりじゃない!認定コーチのコミュニティの力
無事、講座に通いきった私は、トラストコーチングスクール(TCS)が始まるとともに、TCS認定コーチの資格を取得し、コーチとなりました。
ところが、講座を受けたからコーチングができるようになったか、というと、実は、全くそんなことはありませんでした。講座自体はとても有用な内容でしたし、すぐに役に立ったこともたくさんあります。と同時に、やってみて、上手くいかないことも、たくさんありました。
そんな時に役に立ったのが、TCSのコミュニティ内で行われていた、認定コーチ向けの勉強会です。
TCS馬場代表が実施する公式勉強会に加え、認定コーチ同士で行う自主勉強会も、当時から開催されていました。認定コーチになってからも、学び続ける環境があったんですね。その中で、わからないことを質問したり、コーチングをしあったりという場を持つことがでました。
私は、知りうる範囲で、周囲にコーチングを勉強していた人はほとんどいませんでしたから、コーチングについて話す相手も、わからないことを聞ける相手もいませんでした。勉強会がなければ、上手くいかないことを改善することができず、そのまま放置し、やがて忘れてしまったのでは、と思います。学び続け、少しずつでも実践できたのは、一緒に学び続けていた仲間がいたおかげです。
当時の公式勉強会は、トラストイーカレッジというオンライン講座になり、全国どこにいても、受講が可能になりました。録画版も準備されていますので、今でも、自分のペースで学び続けることができています。
自主勉強会はさらに増え、今は、毎週、全国のどこかで勉強会が開催されています。私自身も、”組織で働く”認定コーチのためのコミュニティTCS x Businessの運営に携わっており、その中で、毎月勉強会を開催しています。
認定コーチになった後に学び続けるための環境は、さらに充実したものとなっていて、学び続けたたい身にとっては、本当にありがたいです。
3.学び続けられたからこそ伸ばせたコーチとしての力
私がTCS認定コーチになったのは、2016年の初めですので、今年でもう5年目になります。
実は、意外に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、今でも、受講当時に習ったことについて「あ、あれはこういうことだったのか!」と突然理解する、ということがたまにあります。
その中には、コーチとして学び、成長し続けてきたからこそ理解できたこともあります。きっと、受講当時の私は、どんなに丁寧に説明されたとしても、理解できなかったでしょう。それくらい、コーチングは奥深く、また学び深める「積み重ね」の上で、得られることが多くある、ということでもあるのだと思います。
学び続ける中で、コミュニケーションへの考え方も変わりましたし、何より、人と接するときの心の状態が大きく変わりました。
今思えば、コーチングを学ぶ前の私は、常に「この人は自分を傷つけるかも」と、強い警戒心を持ちながら、人と接していたと思います。そりゃ、疲れてしまうのも道理です。
5年たった今では、より自然体で、より相手に敬意を以って、接することができるようになったな、と感じます。その結果、誰かと会話して疲れる、ということは大きく減りましたし、より相手の成長を考えて接することができるようにもなりました。
おわりに
コーチングを学ぶ目的は様々だと思いますし、どれくらいの時間やお金をかけることができるかもまた、様々だと思います。
もしあなたが、コーチングスクール選びに迷っているなら、ご自身の目的や、それこそ「通いきれるかどうか」という視点も、とても大事です。
ただ、ひとつだけ知っておいてほしいのは、コーチングは、資格取得がゴールではない、ということです。
知識として知っているだけ、ちょっぴり演習でやったことがあるだけ、では、何の役にもたちません。それどころか、最悪「知ってる俺、すごいだろ」とうんちくを披露する、ただのうざい人になってしまいます。それでは、お金を無為に浪費したのと同じです。
コーチングを活用し、自分自身も、周囲の人も効果を実感するほどに力をつけるためには、たくさんの実践と、実践して上手くいかなかったときに、相談に帰ってこられる場所が必要です。
実践と、それに基づいた学びが、あなたをコーチとして成長させるのです。
だからこそ、私は、そうした学び続ける環境が充実しているトラストコーチングを選んだことを、価値ある選択をしたのだ思っています。
あなたが、コーチングを学ぶ目的は何ですか。
そのために、どんな場所で学び続けたいと思いますか。
あなたにとって、コーチングを学ぶという経験が、価値あるものとなることを願っています。