勝手に理想像を造って勝手に失望してない?人事だからこそ気をつけたい「思い込み」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

管理職に興味があるけど、
大変そうで興味があると言い出せない

1on1になんとなく違和感がある

仕事が苦しいけど、
どうして苦しいのかイマイチはっきりしない……

等々、

真面目に仕事をしているからこそ
足踏みしてしまったり、
モヤモヤしてしまったりすること
きっとあると思います。

私自身も、そうしたモヤモヤを
通ってきた身ですので、
お気持ちはすごくわかります。

そして、だからこそ
最近実感しているのですが、

こういうモヤモヤがあるときって、
無意識の思い込みが原因であること、
とても多いんですよね。

そして、その中でもおそらく最も多いのが、

「自分で勝手に理想像を作って、
 その“理想の姿”になれないと
 勝手に失望しているケース」

です。

1.「理想像」の必要性

真面目にコツコツ、
仕事を頑張っている人ほど
「こうなりたい」という理想像が
心の中にある人も、
きっと多いと思います。

なぜかというと、
自分で「こうあるべき」
「こうありたい」がないと、
前向きに頑張ることって
案外難しいからです。

人は、日々の行動で
無意識に前例を参照しています。

これは、生物的な本能とも
言うべき現象で、

今まで上手くいっているやり方を
踏襲する方が、
生き残れる確率が高い、
と感じるからです。

その前例は、
自分自身の経験だったり、
これまで接したことのある
「誰かの行動」だったりします。

それを、心の中で
「こうあるべき」
「こうありたい」
に昇華させて、

理想像=行動目標として
持っているケースが
多いんですよね。

2.その理想像、あなたにとって適切ですか?

ただ、ここで注意したいのは
その理想像が自分にとって適切かどうか?
です。

自分の経験したことを
前例として作り上げた理想像は、
過去あの状況だったから
成功しただけで、

もしかしたら、
これからのあなたが目指すには
ちょっとズレているかもしれません。

例えば、私は一時期
「仕事に集中できない……」と
ずっと鬱々としていたことが
あるのですが、

「じゃあ、100%集中出来たのは、
 直近でいつだった?」

と考えたところ、

実は、当時私が思っていた
理想の状態が実現できていたのは、
20代のころまで遡ることが判明した……

ということがありました。

20代と今では、体力も違えば、
生活環境も違います。

そこで私は、はたと、

「20代の頃に出来たこと、
 を基準に考えると、
 永遠に実現出来ない目標に
 なってしまうのでは?」

と気がついたんですよね。

同じように、
「あの人みたいになりたい」も、

前提となる環境や個人の特性、
会社での立場などが違えば、
永遠に実現出来ない目標に
なってしまいます。

その実現できない
理想像を追いかけながら、

「実現できない……」と
気に病んでいるのは、

すごく勿体ない時間だと
思いませんか?

3.理想像を設定しなおす

「仕事に集中できない……」という悩み、
20代の頃の自分を基準に
考えているからかも?

……と気づいた私が
どうしたかというと、
「自分が目指す理想像」
を再設定しました。

40代の私が、今の環境で
発揮出来る集中力について、

どんな状況で、何ができたら、
100%と思えるのか?

そうやって、自分の中にある
理想像を作り直していったことで、

今は、「集中できない……」と
自分を責める時間が減り、

集中するための
建設的な努力へと
その時間を振り向けることが
出来ています。

最近は、
自分を責める時間が減ったことで、
むしろ集中出来る時間自体も
増えたなーと感じています。

おわりに

ここまで見てきたのは
「自分の中の理想像」の話です。

が、人事担当者や、
管理職の方であれば、
もう一歩進んで、

「相手に対して抱いている理想像」
についても、
考えてみてほしいなと思います。

「この人はこうであってほしい」
「この役職の人はこういう振る舞いをすべきだ」

という無意識の思い込みって、
意外とたくさんあるものです。

そして、多くの場合、
自分が無意識に抱いている
思い込みと照らし合わせて
相手をジャッジし、

「この人は努力していない」とか
「管理職としてなっていない」

などと失望しています。

ただ、相手は相手で、
自分の中の理想像があり

その理想像に向けて
努力しているのかも
しれないんですよね。

あなたの心の中の理想像は、
どんなものですか?

目の前の人が心の中に
持っている理想像を知っていますか?

昨今、多様性・公平性・包摂性
(DE&I、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)
を標榜する会社も多くなっています。

自分のためにも、
相手のためにも、

こうしたお互いの心の中にある
理想像を意識して、

「勝手に失望しない」
コミュニケーションが
とれるようになることが、

DE&I実現の第一歩なのではないかと
私は思います。

自分の価値を上げながら、会社にもより貢献していきたい人事パーソンのための「関係性マネジメント」7日間メール講座

人事って結局何が出来る人?
知識・スキルだけで勝負しない、
今だからこそ築けるキャリアを目指そう。

「関係性マネジメント」7日間メール講座

は、

自分の価値も上げながら
会社にも貢献していきたい

人事パーソンのための無料メール講座です。

<こんなことを知ることができます>

・これからもっと成長していくための「伸びしろチェックシート」プレゼント
・VUCA時代でも周囲に振り回されずに充実したキャリアを築くためのポイント
・より確実に成果を上げ、実績を積んでいくために必要なこと
・「身の回りの人間関係をちょっと良くする」よりも一段深いコミュニケーション力の使い方 etc.


もっと見る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*