コラム

人事担当者にありがちな「頑張ってるのに上司から認められない」の罠からの抜け出し方

人事と言えば
「頑張っているのに上司から認められない……」
という方の悩みを聞く側の立場、

だと思っている方も
いらっしゃると思うのですが、

実は、人事担当者自身が、この
「頑張っているのに上司から認められない」
に悩んでいるケースは、とても多いと感じます。

とはいえ、ずっと
「頑張っても上司から認められない」という
気持ちを抱えたままでは
成果は上がりにくいのでは、と思います。

なぜかというと、人は
「認められていない」と感じていると
本来の力を発揮しにくくなるからです。

そこで、今日は
人事担当者にありがちな
「頑張っているのに上司から認められない」
罠から抜け出すための視点を
3つご紹介します。

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人事なら知っておこう!「自信満々な人」を苦手だと感じる理由

自信満々な人、って、
あなたの周りにいますか?

実は、コーチングの最中などに、
「苦手な人はいますか?」と聞くと
高確率で挙がるのが、この
「自信がある人」なんです。

人間関係を築いていく上で
「自信がある人」と付き合うのが辛い、
という方は、意外と多くいます。

人事の場合は、特に
経営層と接する機会も多く
「自信がある人なんだなぁ」と感じる人と
日常的に接している人も
結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

今日は、こうした

「自信満々な人」をなぜ苦手だと感じるのか?
「自信満々な人」とどう付き合っていけばいいのか?

を考えていきたいと思います。

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人事担当者のための「ハラスメント対応 3つの基本」

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人事担当者として仕事をしていると
ハラスメントの相談を受ける機会が
きっとあると思います。

ただ、相談を受けた経験が少ないと
相談を受けるときに、どのように対応してよいか
迷う部分もあるかと思います。

今日は、そんな方が
覚えておくとよい「ハラスメント対応の基本」
をお伝えしますね。

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人事に異動したらまず読みたい本 3選

HR books for beginners

「人事に異動したのですが、まず何の勉強をしたらいいですか?」
というご相談を、たまにいただきます。

正直なところ、人事分野はとても広いです。
そして「人事をやっている人にとってはあたりまえ」のことがとても多い。

新人になら手とり足取り説明するようなことも
他部署から異動してきた人に
そこまでするかといわれると、
そうではないケースも多いと思います。

「社内にいるんだから、当然知っているよね」
「社会人だから知ってるよね」

と思われて、省略されてしまうことも
多いんですよね。

なので、他分野から人事に異動してきた人は、
とにかく目の前に降ってくる仕事をこなしながら、
手探りで人事の勉強をしていっていることが
多いと思います。

が、これはとても効率が悪いです……

実務から身に着くことも多いのは確かなのですが
人事の基礎知識の大半は、実は法律知識。

もし踏み外せば行政処分、追徴金、訴訟、
みたいなこともありえます。

最近では、SNSでうっかり会社のことを喋って、
法律に触れるのではと
炎上するケースも見るようになりました……

社会保険労務士や
税理士などの専門家に助けてもらうにしても、
基礎知識がなければ、

「あ、これ怪しいかも? 専門家に相談しよう」

と思うことすらできないことって、
けっこうあるんです。

知らずに相談できなくて、法律違反して、
諸々まずいことになっている会社は
少なくないと感じます。

だから人事に異動になった際には、
できるだけ早い段階で
基礎知識を身に着けたほうがいいと
私自身は思っています。

そんなわけで、この記事では、

人事に異動した方が、基礎固めのためにまず読んでおきたい本」

をご紹介しようと思います。

新卒入社で、人事に配属になった方にもおすすめです。

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「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に仕事をしてほしい」
「自律型人材であってほしい」

というのは、経営者や人事責任者が
よく語っている言葉です。

実際に、このように
上司から言われた経験がある方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか?

「主体的」というのは
どういう意味かというと

辞書では

自分の意志・判断に基づいて行動するさま。

Weblio国語辞典 「主体的」より

と説明されています。

これを読むと、「そうだよね」と
思う人もいると思うのですが

とはいえ、

具体的に何が出来れば
「主体的」といえるのか?

と問われると
即答出来ない方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

自分では、主体的に動いているつもりでも
上司からは「もっと主体的に仕事をして」
と言われてしまったり。

逆に、自分では、主体的だと思っていなくても
「主体的に行動しているね」と言われたり。

私は、どちらも経験がありますが
こういうことがあると、
なんともモヤッとしますよね。笑

この記事では、そんな

「主体的に働く、って結局なんなの?」

と思っている人事の方が
考えてみるとよい3つのポイントを
共有したいと思います。

ちなみに、人事担当者の場合
「部下が主体的に動いてくれない……」と
職場から相談を受けることも多いです。

なので、相談があった際に
質の高い対応ができるようになるためにも
一度深く考えておくことは
非常にプラスになると思います。

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人事として知っておきたい「合わない上司」との付き合い方

人事として知って起きたい「合わない上司」との付き合い方

これまでお仕事をされてきたなら
「この人、合わないなー」という方と
出会ったことがある、という方も
多いのではないでしょうか。

一時的な関係性の方であれば
「合わない人だったな……」で済みますが、
これが上司となると、一気に
難易度が上がるように思います。

上司とは継続的に
コミュニケーションをとって行く必要がありますし
自分から距離をおく、って
なかなかできないですからね。

また、自分自身は平気でも
上司と合わない、という同僚や社員は
多少なりともいるものです。

人事であれば、そんな人から
相談を持ちかけられることも
あるのではないかと思います。

「合わない上司」とは
どう付き合っていくのがいいのでしょうか。

今日は、そんな「合わない上司」との付き合い方を
考えていきたいと思います。

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人事だからこそ誰にも相談できない「仕事がつまらなくなった」の処方箋

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あなたは、「仕事がつまらない……」と感じることはありますか?

「仕事がつまらなくなった」の中には、
過労などで心身が弱っているケースもあるので、
そこは冷静に見極めをする必要がありますが

体調はなんともないのに
ただ、仕事がつまらなくなった、
というケースも、実は結構あります。

でも、人事の仕事をしていると

「他部署の人には弱音を吐けない」
「でも、上司にも相談できない」

という人も、きっと多いんじゃないでしょうか。

今日は、そんな
「仕事がつまらなくなった……」
と感じる理由と、その対処法について
考えたいと思います。

つまらない、って感じるのって、実は
仕事自体が問題じゃないことも多いんですよね。

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1on1を価値ある時間に変える3つの力

1on1を価値ある時間に変える3つの力

人材育成やチームマネジメントにおいて「1on1」が効果が高い、といわれるようになって数年が経ちました。1on1というのは、簡単に言うと、上司と部下が、定期的に、1対1での会話の場を持つことです。私はずっと人事の仕事をしていますが、他社の方とお話していて、ここ数年で、導入した、導入するつもり、とお聞きする機会も格段に増えました。また、制度としては導入していなくても、自ら部下との1on1を実施している、という管理職の方のお話も、よくお聞きします。

一方で、1on1を実施しても、「なんとなくおしゃべりをしておわってしまう」「部下が話をしてくれない」「部下の成長に繋がっていない気がする」など、やってみたからこそ得られた課題と格闘されている方も多いようです。

そこで、今回は「1on1を価値ある時間に変える3つの力」について、一緒に考えてみたいと思います。
私自身が、人事やコーチとしての経験も踏まえて考える「1on1を価値ある時間に変える3つの力」は、次の3つです。

1.一人ひとりとの「関わり方のビジョン」を明確にする力
2.相手に興味を持つ力
3.聞く力

それでは、ひとつひとう見ていきたいと思います。

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テレワーク中心でもチームへの帰属意識を高める方法

テレワーク中心でもチームへの帰属意識を高める方法

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅勤務・テレワークが急速に普及しています。

と同時に、会社やオフィスに出社しない勤務スタイルが広がることで、会社への帰属意識やロイヤルティを持てない社員が増えるのでは、という心配の声も、よくお聞きするようになりました。

実際に私自身も、在宅勤務が中心となり、同僚と話す機会が激減しました。一人で進めるタイプの仕事をしている社員は、ともすれば、1週間誰とも話さないということが起こりえるのでは、とすら思います。

こうした状況で、会社への帰属意識やロイヤルティを高めるには、どうしたらいのでしょうか。

今日は「会社へのロイヤルティ・帰属意識を高める方法」のお話をしたいと思います。

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「書く」ことで得られるコーチとして一番大切な基礎力

コーチングを学ぶと、いろんな場面で「書く」ことが推奨されます。

コーチ業を志す人は、SNSなどでの発信を勧められたことがあるかもしれません。それ以外でも、コーチングを身に着ける過程で、自分の気持ちや考えだったり、収集した情報の整理だったり、思いついたアイディアだったりを、書き留めておくことを勧められることは多いです。

もしかしたら、なぜ「書く」ことが、こんなにも勧められるのか、疑問に感じた方もいらっしゃるかもしれないな、と思うのですが、「書く」ことが推奨されるのは、コーチングが、「言葉」を使って、思考や感情を扱う技術だから、ということが大きいです。

この記事では、「書く」ことによって、コーチとしてどんな力を伸ばすことができるのか、と、その理由について書きたいと思います。

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