人材育成

人材育成でも家族間でも。「これくらい自分でやってよ」とイラッとした時に見直したい「期待」との付き合い方

仕事でも、プライベートでも

誰かに振り回されたり
怒ったり
がっかりしたり

という気持ちになる方、
きっといらっしゃるんじゃないでしょうか。

特に人事の方は、手続き面を
担当している方も多いと思いますので

「これくらい自分でやってよ」とか
「説明書きちゃんと読んで」とか
「なんでこんなに自分の要求ばっかり言ってくるんだろ……」

と感じがちになる人も
もしかしたら、いるかもしれません。

また、例えば夫婦間、親子間でも

「何度言ってもやってくれない」

みたいに感じることが
きっとあるのでは、と思います。

こう感じるのは、日々、真面目に
自分の担当業務や、やるべきことを
こなしているということの
現れでもあると思うので
ある意味、当然だと思います。

とはいえ、一方で、
振り回されたり、怒ったり、がっかりしたり……
というのは、非常にストレスでもありますから
ずっとこうした気持ちでいると、とても疲れるのでは。

というわけで、今回は、こうした

「日々、誰かに振り回されたり、
 怒っていたり、がっかりしたりを
 繰り返している人のストレスとの付き合い方」

について、考えていきたいと思います。

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もう「褒め方」で悩まない!褒め言葉のバリエーションの増やし方

人材育成において「褒める」ことは大事だと言われています。ただ、大事だとわかっていても、上手く出来ないな、と感じている方も多いのではないでしょうか。

中でも、よくご相談いただくのは「褒め言葉がワンパターンになってしまう」ということ。そんな方のために、この記事では、褒め言葉のバリエーションの増やし方をご紹介します。

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[Book] 何が社員を孤独にするのか?人事向け:絵本『鏡の中のぼく』を使って心理的安全性を育む方法

「メンタルが弱っている社員とどう接すればいいですか?」

これは、よくご相談がある内容の一つです。

メンタルが弱っている、といっても
その原因は

・脳機能上の事情
・他の病気や治療の影響
・心理的負荷、ストレスによるもの

など様々なので、

顕著に様子が変化した場合は
産業医やカウンセラーに繋いだり
病院の受診を勧めるなどしていただくのが
基本も対応になるかと思います。

が、そこまでではないときは
様子を見つつ、
職場での対応を考えたい、

とお感じになる方も
きっといらっしゃるでしょう。

こうした場合に、職場で上司や
人事ができるのは
人間関係や、仕事における
心理的な負荷を下げることかと思います。

近年普及してきている言葉を使うなら
「心理的安全性の高い職場にする」
ということですね。

今日は、心理的安全性の高い
職場を作るための対応について

選択肢の一つとして
絵本『鏡の中のぼく』を使って
考える形をご紹介したいと思います。

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人事担当者が身に着けておきたい「成果を言語化する2つのコツ」

会社としての売上や利益、
といったもののほかに
個人の成果評価を
している会社もあると思いますが

この「個人の成果評価」が
苦手、という方
きっといらっしゃると思います。

人事担当者は、多くの場合
評価制度を運営する側ではありますが、

一方で、人事の仕事は
半期や単年では
成果が見えにくいものが多いので、

「自分や部下の成果評価については
 どうしたらいいかわからない……」

「この評価の仕方でいいのか自信がない……」

というお話も
実はよくお聞きします。

ただ、そうはいっても、
評価すること自体を
やめることはできないのでは。

というわけで、今回は、
長期での取り組みに携わっている方が
「成果を言語化する2つのコツ」について
見ていきたいと思います。

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若手人事担当者にもおすすめ!社員の強みを見つけるための3つの視点

社員の強みを見つけたいけれど
どこをどう見たら
見つかるのかがわからない

そんな方、
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

特に、新入社員や
若手の強みを見つけ出すのは、
具体的な実績がない状態ですから
難しいですよね。

今日は、そんな方に向けて
私が実践している
「強みの見つけ方」を
3つシェアしたいと思います。

これから社員を見ていくにあたって
参考になれば幸いです。

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動画学習サービスは本当にお得?人事としてチェックするポイント

近年、動画学習サービスが
爆発的に増えました。

今まで、社内研修を中心としていた
研修会社も、
次々と、動画配信サービスを
展開していますね。

導入を検討していらっしゃる
会社もあると思うのですが、

実は、動画学習サービスの活用は
結構難しいなと、個人的には感じています。

というわけで、今日は
自分自身の利用経験も踏まえて
動画学習サービスの導入を検討するときに

考えておく必要があるポイントを
シェアしますね。

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人事でも勘違いしてるかも?エンゲージメントは「やる気」の指標じゃない

misconceptions about engagement

近年話題にのぼるようになった
「エンゲージメント」という概念。

大手企業を中心に
エンゲージメント調査をやる会社が
増えてきたり

その調査の結果が
会社によっては

有価証券報告書に
人的資本に関する報告の一つとして
掲載されるようになったりして

今、非常に注目が高まっている
ものの一つでもあると思います。

エンゲージメントに影響する、
と言われる要素は
結構たくさんあり、

多くの会社で、
多数の施策が展開されていて

担当の人事担当者には
頭が下がる想いです。

が、一方で。
「エンゲージメントって、結局、何なのか?」
を明確に答えられるかというと

そうではない人も
けっこういるように感じます。

中には、フワッと「やる気の指標」だと
捉えている人も。笑

というわけで、今回は
「エンゲージメント」について
考えていきたいと思います。

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落とし穴にはまってない?人事にとっての「人材育成のゴール」とは

Human resource development goals

日々、コーチングセッションなどで
お話をお伺いしていると

人材育成を意識されている会社や
マネージャーの方は
本当に多いのだなぁ、と強く感じます。

そして、その真剣さに
いつも心打たれます。

とはいえ、一方で

人事として「人材育成」を考える時
よく聞くのは

「結局、会社や上司がどれだけ努力しても
 やる気がある人しか成長しないよね……」

というお話です。

うーん、確かに、これもわかる……

じゃあ、やる気を出させるには
どうしたら良いのか?

という話になるわけですが

これが一番ハードルが高いよなぁ、
とも思うわけです。

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人事担当者必見!リモートワークで成果が出せる人の見分け方

コロナ禍以降、一気に普及したリモートワーク。

最近では、リモートワークが可能かどうかが
人材を集められるかどうかの
分かれ目になってきている、
という話も、よくお聞きします。

リモートワークが広まることで
これまで、継続的に働けなかった層の方々が
より力を発揮できる環境になったことは
素晴らしいことだと思います。

ただ一方で、リモートワークで
成果が出せる人と
そうでない人がいるのも確かです。

私はすでに3年くらい
リモートワークが主の職場で仕事をしています。

今回は、その中で人事として感じている
「リモートワークで成果が出せる人の3つの特徴」
をシェアしたいと思います。

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「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に働く」ってどういうこと?人事として考えておきたい3つのポイント

「主体的に仕事をしてほしい」
「自律型人材であってほしい」

というのは、経営者や人事責任者が
よく語っている言葉です。

実際に、このように
上司から言われた経験がある方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか?

「主体的」というのは
どういう意味かというと

辞書では

自分の意志・判断に基づいて行動するさま。

Weblio国語辞典 「主体的」より

と説明されています。

これを読むと、「そうだよね」と
思う人もいると思うのですが

とはいえ、

具体的に何が出来れば
「主体的」といえるのか?

と問われると
即答出来ない方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

自分では、主体的に動いているつもりでも
上司からは「もっと主体的に仕事をして」
と言われてしまったり。

逆に、自分では、主体的だと思っていなくても
「主体的に行動しているね」と言われたり。

私は、どちらも経験がありますが
こういうことがあると、
なんともモヤッとしますよね。笑

この記事では、そんな

「主体的に働く、って結局なんなの?」

と思っている人事の方が
考えてみるとよい3つのポイントを
共有したいと思います。

ちなみに、人事担当者の場合
「部下が主体的に動いてくれない……」と
職場から相談を受けることも多いです。

なので、相談があった際に
質の高い対応ができるようになるためにも
一度深く考えておくことは
非常にプラスになると思います。

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